
タケノハナ (2008)
竹で花を編んでみる
竹材による花のような覆いは、厳密な幾何学形態をベースにしながらも、そこから派生する双曲放物面ユニットの組合わせにより構成されている。軽量であること。しなやかでいて直材であること。竹という素材のもつこれらの性質を最大限に活かすことにより、軽やかなその覆いは獲得される。頂上部にある3つの明かり窓から曲面へと落ちる光は、竹のパターンや質感とあわさって豊かな表情をタケノハナの内部空間へもたらす。
- Client: 近江八幡・竹のワークショップ
- Program: 茶室
- Area: 9sqm
- Site: 滋賀・近江八幡


